大畑屋の写真日記 目次へ

ついに国が上告断念!川辺川利水裁判判決が確定
霞ヶ関・農水省前座り込み行動
2003年5月19日  東京霞ヶ関・農水省前


「ダムの水は要らない」農民の声に道理がありました。
農民が、国民が、日本の行政を根幹から正す歴史的な一日です。

遠く熊本からバスに揺られて農民が、支援が集まりました。
冷たい雨が降るなか、「座り込み」は楽器あり、
歌ありのパフォーマンス満載の楽しいイベントでした。

「上告するな」座り込み行動を開始した矢先に、
農水大臣交渉に応じる一報が飛び込みました。
午後3時、10名の交渉団を組んでの直接交渉へ。

そしてその夜、国はついに上告を断念を正式に発表。
めまぐるしく情勢が変化してゆきました。

川辺川ダムの目的の大きな柱である「ダムに頼った利水事業」は消滅しました。
川辺川ダム建設はただちに中止されるべきです。

裁判についての詳しい解説は弁護団の国宗直子弁護士のHPをご参照下さい


箕の傘つけて、「国は上告するな」のビラ配り。
箕の傘は、軽く蒸れず、快適だとか。

なんと、人がさがれそうな巨大なアドバルーンまで登場

「農水省は上告するな」ディスプレイ。


うさぎ追いしかの山・・・・
日本の行政府の中心・霞ヶ関に美しいメロディーが轟きました
トランペット奏者、松平晃さんから励ましのエールが

闘うロックンローラー、素晴らしい歌を届けてくれた生田卍さん


忙しいスケジュールの合間をぬって、ちょっと休憩



「国が上告断念」勝利に喜ぶ原告団と弁護団。
19日午後9時4分。




完全勝訴を受けて、翌20日朝、農水省前で新たな決意が。
梅山原告団長(右)と板井優弁護団長

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文と写真:おおはたやすお
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